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2017.11.28

嫁姑問題で離婚危機に!? トラブルを回避する方法

嫁姑問題で離婚危機に!? トラブルを回避する方法

嫁姑問題で離婚危機に!? トラブルを回避する方法

『渡る世間は鬼ばかり』(1990年〜/TBS系)では泉ピン子と赤木春恵、『ずっとあなたが好きだった』(1992年/TBS系)では賀来千香子と野際陽子、『ダブル・キッチン』(1993年/TBS系)では山口智子と野際陽子、『地獄の沙汰もヨメ次第』(2007年/TBS系)では江角マキコと野際陽子、『おトメさん』(2013年/テレビ朝日系)では相武紗季と黒木瞳、『マッサン』(2014年〜/NHK)ではシャーロット・ケイト・フォックスと泉ピン子が、それぞれ嫁と姑を演じて話題になった。

 数多くのドラマで描かれたように、因縁の嫁姑問題は、誰もが抱えうる永遠の課題だ。今回は同居か別居かにかかわらず、嫁姑問題をこじらせて離婚に至らないために、解決方法を探ってみた。

■同居している割合は!? データで見る嫁姑問題

●嫁姑問題とは

 一般的に嫁姑問題とは嫁と夫の母親の間で発生するトラブルのことである。特に産後などに、義母に子どもの面倒を見てもらおうと夫の実家で同居生活を始めたものの、嫁姑問題のストレスに耐えられなくなって再び別居するケースは珍しくない。

 平成27年国勢調査「世帯構造等基本集計結果 結果の概要」P9表II-2 配偶関係,年齢(5歳階級),男女別親と「同居している」者の割合(2017年9月27日公表)から既婚で親と同居している男性の割合を算出してみると、30から34歳で10.6%、35から39歳で12.1%、40から44歳で13.8%、45から49歳で16.1%、50から54歳で19.4%、55から59歳で20.8%となった。

 この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだが、できることなら同居しても女同士、嫁姑で仲良く過ごしてもらいたいものだ。そのための秘訣はあるのだろうか?

■怖すぎる実録! 実際にあった壮絶な嫁姑バトル

 まずは実際にあった嫁姑問題ついて、嫁から寄せられた不満を紹介しておこう。

●お母さんと呼ばせない

「“おかあさん”と呼んだら“アンタのおかあさんじゃないわ!”とキレられた。それ以来、何と呼んでいいか分からないから、10年近く姑のことを呼んでない」(46歳)

●抜き打ち調査

「姑は私が不倫しているという妄想に取りつかれているので、基本的にはアポなしで自宅にやって来て、ものすごい勢いで家に上がると、私の不倫の痕跡を探してすべての部屋をくまなく調べます。調べて何も出てこないと上機嫌で台所に入りこみ、自分が買ってきた食材で夫の好物だけを大量に作って帰っていきます。気持ち悪いので、私は躊躇(ちゅうちょ)なく捨てています」(26歳)

●孫が嫌い!?

「子どもを姑に預けたら、勝手に髪の毛を切られていた。まだ湿っているお風呂用の足拭きマットの上に寝かされていたこともある」(33歳)

●新婚旅行が台なし

「旦那の両親が何食わぬ顔で新婚旅行についてきた。旅館も同部屋で、なぜか私たち夫婦を挟んで4人で寝た。ハネムーンベイビーなんかできるかっ!!」(32歳)

●すべてにダメ出し

「姑は私のすべてが気に入らないみたいです。ファッション、しゃべり方、料理、贈り物など褒めてもらうどころか、毎回必ず嫌みを言われダメ出しされます。そのくせ出された料理は完食し、贈り物だって返してきません」(39歳)

●有無を言わさず同居

「婚約中の私に何の相談もなく夫の実家を二世帯住宅に建て替え、新婚当初から当然のように同居することになってしまいました。姑は私の家族や親族については事細かに聞いてくるくせに、自分たちのことは何一つ教えてくれません。夫の親戚関係のことを教えてもらえなかったために、気まずい思いをしたことがたくさんあります。私はいまだに姑が何を考えているか分かりません。正直、かなり不気味です」(34歳)

●古い知識の押しつけ

「子どもが生まれてからずっと、姑から古い子育て方法を押しつけられている。私は母乳が出にくい体質のため、“母親失格”とまで言われた。“最近の常識は違う”と育児本などを見せても、姑は不機嫌になるだけで改めようとしない」(24歳)

●1日5回以上の電話攻撃

「うちの姑は人の意見をまったく聞かない。老後の面倒をみるのは当然、嫁が自分の人生を犠牲にして夫を支えながら家を守るのは当たり前という考え方。しかも悪いことは全部私のせいにする。“息子が優しくなくなったのはおまえのせいだからストレスを与えるな”、“自分の体調が悪くなったのもおまえのせいだ”と詰め寄ってくる。直接会うのが嫌になり、夫の実家へ行くことを拒否していたら、1日5回以上の電話攻撃が始まった。電話も無視していたら、今度は家に押しかけてくるようになってしまった。居留守を使い続けるのは限界があるため、今後はどうしたらいいのか悩み中」(40代)

●義弟の嫁をひいき

「姑が私を義弟の嫁と比較するようになりました。みんなで食事をする日に、私が台所で準備してるのに、義弟の嫁はコタツでTVを見ていました。カチンときたから姑に言うと“◯◯ちゃんは疲れてるんだって”と弟嫁の肩を持ちます。旦那に相談すると、さっさと食べて帰ろうと言ってくれたので、自分たちの食器だけ後片づけして帰ろうとしていたら、なんと義弟の嫁が“これも〜”と言って、後ろから食器を突きつけてきたんです。姑は義弟の嫁にはお金をあげたり食品を買って持って帰らせたりして、大事にしていることは知っていました。私はそんなことしてもらったこと一度もありません。自分は一体何なんだろうと考えていると、怒りが抑えきれなくなって、姑に“クソババァ、覚えとけよ!”と言う捨てゼリフを残して帰宅しました。それを最後に旦那の実家にはもう20年行っていません。姑とは親戚の行事で顔を合わせることもありますが、完全に無視してます。(56歳)

■こんな態度はNG!嫁姑問題を悪化させる典型的な夫

 夫は、とにかく妻と母親の板挟み状態になりやすい。いがみ合う不仲な2人が互いに自分の立場を理解してくれと主張して、味方に引き入れようとすれば、ストレスが溜まるだけだ。しかし夫のせいで嫁姑問題が悪化している可能性はないだろうか? 嫁姑問題を悪化させるNG旦那になってはいないだろうか??

●見て見ぬふりをして妻を守らない

「気にしすぎだよ」「悪気はないんだよ」「向こうも良かれと思ってやったんだしさ」などと口を濁しつつ、結局は妻に我慢を強いているだけの夫はNG。特に「気にしすぎだよ」というセリフには、過干渉や嫌がらせをする姑ではなく、それを悪く受け取る妻のほうに問題があるという意味が含まれるので要注意だ。

 夫は自分の母親の言動に慣れているため、妻が感じる不快感をくみとりきれないことが多いが、他人である嫁から見ると悪意丸出しというパターンはよくある。妻が夫に求めているのは、妻の味方になり、自分の母親を制止することなのだ。

 また、「年寄りのすることだから大目にみてやってよ」といった発言も危ない。年齢は妻に嫌がらせしていい理由にはならない。妻は「これまでさんざん嫌な思いをしてきたのに、まだ何年も我慢しなきゃいけないの?」と絶望的な気持ちになり、自分の夫が頼りにならないことを痛感してしまうだろう。同じ理由で「いちいち大げさだな」「考え過ぎだって」「普通なら気にしないようなことだよ」などの事なかれ主義も、嫁姑問題をこじらせる原因となる。

●公平すぎる

「おふくろも悪いけど、おまえも悪いだろ」「それはお互いさまだよ」などと、いかにも公平な立場をとって問題を棚上げしようとする夫はNG。妻が求めているのは正しいジャッジでも正論でもなく、自分の味方をしてくれる夫なのだ。嫁姑問題に関しては中立でいようとすればするほど、妻は「うちの旦那は何もしてくれない」と感じてしまうだろう。

●きちんと向き合わず、妻から謝らせようとする

 問題が何であれ「一緒に謝ってあげるからさ」と妻にだけ謝らせようとする夫はNG。本当に妻が悪いのだろうか? しっかり妻の話を聞いて姑への愚痴に同意しているようでも、心の中では「それくらい当たり前だよ」「そんな風に考えるおまえにも問題がある」などと思っていたり、「どっちもどっちだよ」「俺にはよく分からん」「女同士って面倒くさいな」など考えているだけで、問題の本質に向き合おうとしない夫は多い。そんな夫ほど、最終的には妻が謝れば万事丸く収まると思っているのだ。

●結局、母親が大好き

 常に自分の母親が正しくて妻は間違っているという前提があり、母親と一緒に妻を教育していると思い込んでいる夫はNG。夫は姑が持っている「嫁はこうあるべきだ」という古い考えに強い影響を受けているため、「だれのおかげで飯が食えてるんだ?」「子どもが生まれたら、子どもに尽くすのが当たり前だ。俺もそうやって育てられてきたんだ」など、平気で上から目線の言葉を言い放ってしまうことがある。

 このタイプの夫は、今後も自分の母親と密着した関係を持つのが当たり前だと思っているため、妻の意向も聞かず一方的に「家族なんだから同居して安心させたい」「子供が生まれたら面倒をみてもらうんだから、今から姑と仲良くしておけよ」といった発言をすることもある。

●別れをちらつかせる

 嫁姑問題を相談すると「嫌なら出て行けば?」「じゃあ別れよう」と、すぐに別居や離婚を口にする夫はNG。問題を解決する気もなければ、妻の味方になる気もない。

■夫が学ぶべき!嫁姑問題をおさめるコツ

 離婚の原因は浮気などの不貞行為ばかりではない。嫁と姑の不仲を解決できず板挟みで苦しんでいるうちに、離婚に至ってしまうことだってあるのだ。

 嫁姑問題がきっかけで夫婦関係が悪化し離婚に発展してしまった場合、妻は姑に対して慰謝料を請求をすることができる。しかし客観的に見て限度を超えた不法行為がない限り、慰謝料を回収するのは難しいのが現実だ。とはいえ、過去に姑に対して慰謝料の支払いを命じた判例は存在する。また夫と姑が結託して妻を不当に扱い続けたケースでは、一定限度を超えた侮辱行為があったとして、夫と姑の両名に慰謝料の支払いを命じた事例もある。

 離婚で慰謝料を払ったり、子どもの親権を失って後悔しないよう、嫁姑問題をおさめるコツを勉強しておこう。

●まずは夫婦の関係性を良くする

 嫁姑問題の前に夫婦問題があるなら、先に解決すべきは夫婦問題のほうである。結婚とは自分の家庭を持って自立することに他ならず、夫にとっては親離れ、姑にとっては子離れが必要なのだ。結婚するまでは自分の両親が一番だったかもしれないが、結婚したら夫婦を一番に考えるべきだろう。人間関係は人数が増えるたびに複雑化していくため、日頃から夫婦が一番ということを肝に銘じて、絆を強くしておくことが何よりも大切だ。夫婦の関係性が良くないのに姑と同居しようものなら、夫婦問題と嫁姑問題のダブルパンチで、夫婦離婚か親子絶縁に一直線かもしれない。

●妻からのSOSを見逃さない

 嫁姑問題を抱えた妻の中には、小さな悩みを少しずつ溜めていった結果、ある日突然感情を爆発させてしまい、取り返しがつかなくなってしまう人もいる。嫁姑問題に関しては、妻の些細なSOSに気づき、きちんと向き合うことが夫の役目であると心得よう。妻はいつでも一番の理解者であり、自分の親との関係にも配慮できる夫を求めているのだ。

●妻と姑の橋渡しは夫の役目と心得る

 妻と姑はまったく異なる環境の中で生活してきた赤の他人である。この2人が違う価値観や考えを持っているのは当たり前なのだ。妻と姑のコミュニケーションがうまくいっていないときは、夫が積極的に2人の間に入って橋渡しを務めてほしい。夫が自分の母親に妻の言葉を伝えるときには「妻が◯◯と言っている」ではなく「自分たちは〇〇だと思っている」と言うほうがいい。“自分たち”の中には夫自身の意見も含まれるため、姑も「また嫁が〇〇と言っている!」などと受け取らなくなるだろう。

●自分の親とは適度な距離感を保つ

 嫁姑問題が起きないように2人の距離感を適度に維持することは、夫にしかできないことだ。急に疎遠になったら両親に悪いと思うかもしれないが、自分の息子が家庭を築いて幸せに暮らしていること自体が何よりの親孝行だと思って、もう少し大人のつきあいかたを考えてみよう。

■まとめ

「嫁に大事な息子を取られた」ような気分になっている母親と、「愛する夫のことを自分より姑が知っている」ように感じている妻。双方の気持ちを上手にくみとれるのは夫しかいないが、こじれた場合、夫は将来を見据えて妻の肩を持つべきだろう。親が亡くなった後、後悔しても遅いのだから。

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