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2017.12.05

出産祝いのプレゼント、絶対に喜ばれる定番品は!?

出産祝いのプレゼント、絶対に喜ばれる定番品は!?

出産祝いのプレゼント、絶対に喜ばれる定番品は!?

 大切な友人や、尊敬する上司、お世話になっている親族など身近な人に赤ちゃんが生まれたとき、「出産祝い」は何がいいのだろうか。また、相手に贈る時期、金額の相場など「出産祝い」のマナーも気になってくる。せっかく贈るのだから、かわいくておしゃれで実用的なものをプレゼントして、相手に喜んでもらいたいものだ。

■「出産祝い」の歴史

 現代の「出産祝い」の起源ははっきりしていないが、子どもが生まれたことを祝い、その成長の段階に応じて行われた儀式は古くから存在する。古来から日本人は、さまざまな方法で子どもの成長を祈ってきた。

●お七夜(おしちや)

 赤ちゃんが生まれて7日目の夜に開かれるお祝いのことで、赤ちゃんの命名式をして家族で祝膳(赤飯や尾頭つき鯛など)を囲む。命名書は、1か月後のお宮参りまで飾っておく。近年は退院祝いと兼ねてお祝いすることが多い。かつて地域によっては、産婆が赤ちゃんを抱いてトイレに行ってお祈りをする「雪隠参り(せっちんまいり)」「便所参り」も実施されていた。

「お七夜」は、平安時代に盛んに行われていた「産養い(うぶやしない)」の名残と言われている。「産養い」は赤ちゃんが生まれて3日・5日・7日・9日目の各夜ごとに開かれる祝宴のことで、平安時代は生まれた赤ちゃんが無事に育つのが当たり前ではないこともあって、盛大に祝われていたものとされている。

 また、「お七夜」に先立って行われる儀式として、生まれた赤ちゃんに誕生の初めて乳を含ませる「乳付けの儀(ちつけのぎ)」、赤ちゃんを産湯につかわせて健康を祈る「浴湯(よくとう)の儀」もあった。

●お宮参り(おみやまいり)

 赤ちゃんが生まれて1か月後にその土地の神社に出向き、お参りをする儀式。かつては赤ちゃんを氏神に守ってもらえる氏子として認めてもらう、という意味合いがあって行われていた。現在は、赤ちゃんの誕生と今後の健やかな成長を祈るため、という感覚でお参りに行くのが主流である。地域によって風習は異なってくるが、たとえば関東地方では、男の赤ちゃんは生後32日目に、女の赤ちゃんは生後33日目にお参りに出向く。とはいえ、実際は生後1か月を目安として母子の体調と相談しながら天候の良い日を選んでお参りするパターンが多い。

 なお、お宮参りの習わしとして、父方の祖母が赤ちゃんを抱くことになっている。というのも、赤ちゃんの母親は産後75日が経過しておらず「忌」明け前なので神前に立ってはならない、とされているからである。もし父方の祖母がお宮参りに同伴できない時は、母方の祖母が赤ちゃんを抱くとされている。

●お食い初め(おくいぞめ)

 赤ちゃんが生まれて100日目もしくは120日目に行われ、祝い膳(赤飯のおむすびや尾頭つきの鯛やお吸い物や紅白餅)を用意して、赤ちゃんに食べさせる真似をして、赤ちゃんが一生食べ物に困ることのないように祈る儀式。「お七夜」「お宮参り」同様、「お食い初め」も現在は、必ずしも生後100日に行う必要はないと考える人が多く、離乳食開始に合わせて行われる家庭もある。また、祝い膳に使う食器もかつては新しい漆器を用意していたが、現在は離乳食用の食器を使うこともある。

●初誕生(はつたんじょう)

 生まれた赤ちゃんが満1歳を迎えることを祝う儀式。かつては数え年(何月何日に生まれていようが皆等しく元旦にひとつ歳をとる)が用いられていたので、いわゆる誕生日を祝う習慣はなかったが、満1歳だけはお祝いが開かれていた。赤ちゃんに風呂敷に包まれた一升餅(いっしょうもち)を担がせるのが一般的なお祝いで、現代は風呂敷ではなく赤ちゃん用のリュックに一升餅を入れる家庭もある。また、赤ちゃん用のお祝いケーキを用意する、赤ちゃんの誕生石のベビーリングを贈るなど祝い方は多様化しつつある。

●七五三(しちごさん)

 3歳(主に女子)・5歳(男子)・7歳(女子)の節目を神社で祝う儀式。かつては数え年で3・5・7歳のときに祝うとされていたが、現代は数え年でも満年齢でもどちらでも構わない、それぞれの家庭の都合のよい年(兄弟姉妹を同時に祝いたいなど)に行えばよいと、比較的アバウトに考えられている。神社にお参りに行く日程は本来11月15日だが、それにこだわらず9から12月で予定の合う日を選び、記念写真の前撮りはそれよりさらに前の春から夏にかけて行う家庭が多い。

「髪置の祝(かみおきのいわい)」ともいわれる3歳は、主に女児を対象に祝うのが主流だが、男女どちらも祝う地域もある。子どもの服装は、女児は「お宮参りの晴れ着+兵児帯(へこおび)+被布(ひふ)+髪飾り」、男児は「お宮参りの晴れ着+羽二重+紋付+袖なしの羽織+兵児帯」が主流となっている。

「袴着の祝い(はかまぎのいわい)」ともいわれる5歳は、男子を対象に祝いが行われる。服装は、「袴+着物+対の羽織+白足袋+雪駄」が主流。

「帯解きの祝い(おびときのいわい)」ともいわれる7歳は、女子を対象に祝いが行われる。服装は、「振袖+帯+帯締め+帯揚げ+扇子+しごき+足袋+草履」。

■「出産祝い」の金額相場

 現代ではひと言に「出産祝い」といっても、贈る相手と自分の関係性によって、プレゼントの内容や金額相場は異なってくる。

●親族への出産祝いの場合

 相手との関係によって金額相場は異なる。一般的な相場としては、自分や配偶者の兄弟姉妹(甥や姪が生まれたとき)・自分の子ども夫婦(孫が生まれたとき)であれば10,000~30,000円、従兄弟の子どもでは3,000~5,000円とされている。とはいえ、従兄弟であっても親しい関係であれば価格帯を上げたプレゼントを選ぶ人もいる。実の親子や兄弟姉妹という間柄の場合は、事前に何を贈ってほしいか相手と相談して決めることもあり、かつ金額相場も高めなので、ベビーカーや抱っこひも、チャイルドシートといった大きめの育児用品が出産祝いのプレゼントとして選ばれたりする。ただし留意しておきたいのは、ベビーカーなどの大きめの育児用品は、相手がすでに購入している可能性もあり、いくつあっても困らない消耗品ではなく、置き場所が取られる、ということ。だから贈る前に必ず相手に相談することが重要である。

●友人への出産祝いの場合

 金額相場は5,000~10,000円。相手との関係性によって金額が上下するが、現金・商品券よりも相手の好みにあったプレゼントを贈ることが多い。以前自分が相手から出産祝いをもらっていたのであれば、その際の贈り物のおおよその金額を考慮したうえでプレゼントを選ぶという人もいる。また学生時代からの仲良しグループのひとりに赤ちゃんが生まれた……という場合は、仲間全員で相談してお金を出し合ってプレゼントを贈るのもいい。

 よく選ばれているプレゼントは、ベビー服、スタイ(よだれかけ)などのベビー用アイテム、スキンケアグッズ、マザーズバッグ、フォトフレームなどのメモリアルグッズ、おもちゃなどなど。相手の趣味や好きなブランドなどがあらかじめ分かっていればプレゼントの方向性も決まりやすく選ぶのも楽しいものである。

●仕事関係者への出産祝いの場合

 金額の相場は3,000~5,000円。ただし、こちらもやはり相手との関係性やこれまでに受け取ったお祝いの金額によって変わってくる。職場のみんなでお金を出し合って10,000円以上のプレゼントを贈るケースもある。

 よく選ばれているプレゼントは、おむつケーキ、タオルなどのギフトセット。いくつ持っていても困らない消耗品が主流で、逆にベビー服など、好みが分かれがちなものは避けられる傾向にある。

■「出産祝い」を贈る際に知っておきたいマナー

「出産祝い」は、赤ちゃんが生まれたことを祝福して贈られるプレゼントだが、やはりマナーは大切。しっかりと心得ておくことが望ましい。

●適切な時期は?

 まず、贈る時期は母子が病院から退院した後の「生後7日~1か月後」がよいとされている。「無事に生まれた」と確認したことうえでプレゼントを贈ることが重要である。

●訪問時のマナー

 相手の自宅に郵送で贈る場合は、メッセージカード(長文はNG)などをつけるとより喜ばれる。親族が出産し病院を訪問する場合、産後間もない相手の負担が大きくならないよう事前に訪ねることを伝えておく、食事時は控える、長居しないなど一定の配慮が必要である。相手の退院後に自宅を訪問する場合も、やはり事前に連絡し、相手の体調や負担に配慮して、長居は控えたい。

 出産祝いとして現金・商品券を贈る場合はご祝儀袋を使うのがマナーである。表には、濃い墨で「御出産御祝」あるいは「御祝」などと書き、紅白蝶々結びの水引とのし紙をつける。品物を贈る場合であっても同様にすると、より丁寧な印象になる。もし出産祝いを贈るのが遅くなった場合は、お詫びの言葉を添えることが望ましい。

●第二子なら、上の子にも配慮を

 第二子以降の出産であっても、第一子のときと同様に出産祝いをすると喜ばれるが、プレゼントは“すでに持っているもの”にならないように注意が必要だ。無難なのはおむつケーキやタオルのギフトセットなどの消耗品ではあるものの、上の子も一緒に楽しめるようなおもちゃや絵本を贈ってみると、より一層喜ばれるかもしれない。というのも、上の子は弟妹の誕生にストレスや淋しさを感じたり、嫉妬したりすることがあり、生まれた赤ちゃんだけにプレゼントを贈られると、上の子がさらに面白くない気持ちになるかもしれない。

■出産祝いの定番品と選ぶときの注意点

 出産祝いのプレゼントとしてよく選ばれている定番品にはどんなものがあるだろうか。実際に出産祝いを選ぶにあたっての注意点とともに見ていきたい。

●おむつケーキは「Sサイズ」を選ぼう

 赤ちゃんが生まれたら絶対に使う紙おむつやベビーソックスなどのアイテムを詰め込んだセットで、値段も高すぎず、ケーキを模したラッピングがかわいい……ということで大定番となっているのが「おむつケーキ」。もし本当にこの「おむつケーキ」を出産祝いとして贈りたいのであれば、おむつのサイズは「Sサイズ」にするのが鉄板である。確かに誕生したばかりの赤ちゃんには「新生児サイズ」のおむつが使われることが多いが、赤ちゃんの成長は早いもので「新生児サイズ」が使われる期間は約1か月しかない。「Sサイズ」であれば小さな赤ちゃんもいずれ使える日がやってくる。

●ロンパースとセパレート、どちらがおススメ!?

「ベビー服」も、プレゼントとして選ぶ際は注意が必要な品である。まず、サイズは「80(生後6か月~1歳半程度)」以上のものが好ましい。50~70サイズのベビー服は着られる期間が短く、季節が合わなければ結局一度も着させてあげられなかった……なんてことになりかねないのだ。80サイズのベビー服だと、首がすわる前に着させる前開きタイプよりも、首からくぐらせて着せるタイプの服が主流であるが、悩ましいのはロンパースタイプ(上下つながった服)とセパレートタイプ(トップスとボトムスで分かれている服)、どちらを選ぶのか、という点だ。

 おススメは、セパレートタイプだ。ロンパースタイプは赤ちゃんがずりばいやハイハイを始めると、とたんに使いにくくなってしまう(おむつ替えや着替えの際に足をばたつかせ、スナップボタンがなかなか留められない)が、セパレートタイプはずりばい・ハイハイ以降の赤ちゃんにも着せやすく脱がせやすく、比較的長く使えるのだ。

●人気のベビー服ブランドは?

 出産祝いで喜ばれるベビー服のブランドは、「ミキハウス」「プチバトー」「ラルフローレン」など。いずれも安くない価格帯なのだが、それゆえ、すぐ大きくなるだろうし……と購入をためらう親も多く、プレゼントされると喜ばれるのだ。

 長年日本で愛されている服ブランドの「ミキハウス」は縫製がしっかりしていて生地も傷みにくく、孫へのプレゼントとして購入する祖父母も多い。「プチバトー」は、かわいらしいデザインのベビー肌着がママに大好評である。ただ、0から1歳児向けの肌着はロンパースタイプが主流のため、保育園では使用を断られる可能性もある(着脱に時間がかかるという理由から、保育園ではロンパースタイプの服や肌着は敬遠されがち)。「ラルフローレン」もカジュアルかつスタイリッシュなデザインが人気のブランドだが、値段が張るため、プレゼントされると喜ばれる。

●絶対失敗しない定番は「タオル」

 そして、オシャレで機能的なものをプレゼントしたいけれど、何を買えばいいのか迷ってしまう……というときに是非おススメしたいのがさまざまな用途で使えて、枚数があれば助かる「おくるみ」や「大きめのタオル」だ。病院を退院するときに赤ちゃんの身体をくるんだり、敷布団のシーツとして使ったり、掛け布団にしたり、お風呂上がりの赤ちゃんの身体を拭いたり、おむつシートにしたり、ベビーカーで散歩するときにブランケットや日よけとして使ったり、夏場の授乳時に赤ちゃんの汗を吸い取ったり……赤ちゃんとの暮らしのありとあらゆる場面で活躍し、洗濯して繰り返し使うこともできる。

 人気ブランドは、柔らかい肌触りが定評の「今治タオル」、イギリスのキャサリン妃が2013年に出産したジョージ王子を抱くのに使っていたことから大流行した「エイデンアンドアネイ」、100%オーガニック素材なので肌の弱い赤ちゃんにも安心な「オーガニカリー」などである。

■「出産祝い」のお返し「出産内祝い」の常識

 赤ちゃんが生まれ、出産祝いをいただいたときは、お返しとして「出産内祝い」を贈るのが慣例である。昔は赤飯、紅白の餅、紅白の砂糖、かつおぶしなどが主流だったが、最近はお菓子類やカタログギフトが人気になっている。

 出産内祝いの金額の目安は、いただいた出産祝いの半分程度、高額のお祝いに関しては3分の1程度とされている。我が子の誕生を祝福していただき感謝の気持ちでいっぱい……という心境のあまり、返しすぎてしまわないよう要注意。返しすぎは失礼にあたる。

 出産内祝いを贈る時期の目安は、産後1から2か月頃。余裕があれば産前のうちに品物をピックアップするなど準備を進めておくのもひとつの方法である。贈るのが遅くなってしまったときは、お詫びの言葉を添えたお礼状を同封する。出産祝いは通常生後7日から1か月の間に贈られるものだが、しばらく過ぎてから贈られてくることもある。そういった際は、個別に出産内祝いを贈る。

 出産内祝いに同封するお礼状には、感謝の気持ちに加えて品物の感想も書くとより喜ばれる。その際「お返し」という言葉は用いないようにし、「心ばかりの品物をお贈りさせていただきます。今後とも、親子共々よろしくお願いいたします。」などと丁寧に書くとよい。とりわけ目上の人に対しては、失礼な文章にならないよう注意したいところである。

■まとめ

 昔と比べるとカジュアルになりつつある「出産祝い」。とはいうものの、贈るときもいただいたお礼をするときも、相手に対して失礼のないよう最低限のマナーは身につけておきたい。大切な相手に赤ちゃんが生まれるとなると、どんなお祝いをすればいいか迷ってしまうが、相手のニーズや金額相場を冷静に踏まえた上で、本当に喜ばれる素敵なプレゼントを贈りたいものである。

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